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ファイルを暗号化して管理する

Windows、Macintosh搭載のセキュリティ機能を利用して、
データを安全に管理することができます。

Windows 暗号化機能 EFS

Windowsの機能である「EFS (Encrypting File System) 暗号化」は、ユーザー毎に行えるファイル単位の暗号化です。ログイン中のユーザーが指定ファイルをEFSで暗号化すると、暗号化されたデータは、暗号化したユーザーでログインしなければアクセスできなくなります。

EFS暗号化の注意点

  • 暗号化を行った際、認証キーのバックアック画面が表示されますので、忘れずにバックアップをしてください。
    認証キーがなければ、復旧できなくなります。
    認証キーのバックアック画面
  • OSの再インストールやユーザーを削除する場合は、外付けHDDやネットワークディスクに暗号化された状態のままデータが保存されていないかを必ず確認してください。

Windows EFS
暗号化の手順

EFS暗号化にはある程度の負荷と時間がかかります。重要データはバックアップを行ったのち、十分な時間と電源を用意した上で行ってください。。

※以下に説明する方法は、システムやバージョンにより異なります。作業によって生じたデータの消失、機械・メディア等の破損に対してLIVEDATAは一切の責任を負いません。

STEP 1
暗号化するフォルダ、またはファイルを選択します。
暗号化するフォルダ、またはファイルを選択します。
STEP 2
マウスを右クリックして、プロパティを選択します。
マウスを右クリックして、プロパティを選択します。
STEP 3
属性項目から、詳細設定をクリックします。
属性項目から、詳細設定をクリックします。
STEP 4
「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」をチェックします。
※選択できない場合は、EFS暗号化をご利用いただけません。

「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」をチェックします。
STEP 5
OKをクリック後、下層フォルダやファイルすべてに対して暗号化を適用するかを選択することができます。
希望する項目をチェックしてOKをクリックします。

OKをクリック後、下層フォルダやファイルすべてに対して暗号化を適用するかを選択することができます。
STEP 6
暗号化されたファイルやフォルダは、緑色で表示されます。暗号化を解除するには、STEP4同様、チェックを外してOKをクリックします。
暗号化を解除するには、STEP4同様、チェックを外してOKをクリックします。

EFSの復旧事例

事例1
EFSの暗号化を使用していましたが、Windowsが起動できなくなったのでディスクを別のパソコンに接続しました。
データが見えたのでバックアップを取ったのですが、ファイルを開くことができませんでした。
[復旧結果]
Windowsのログインパスワードをご提供いただき、無事復旧いたしました。
事例2
外付けのハードディスクにバックアップをしていましたが、EFSで暗号化しているのを忘れていました。解除しないでパソコン側のOSを再インストールしてしまったため、データが開けません。
[復旧結果]
パソコン内から認証キーを取得し、暗号化を解除しました。
認証キーがない場合、EFSを実施したパソコンに保存されているキーファイルを復旧できなければ、暗号化の解除はできません。特にOSの再インストールやユーザーを作成すると、上書きの影響により復旧できないケースが多く、リカバリーする際にはバックアップを別のパソコンで開けることを確認してから実施してください。

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