復旧天使

TeraStation TS3400R RAID10のディスク2台からの復旧

TeraStation TS3400R(RAID10)のディスク2台(ディスク1とディスク3)にエラーが発生した場合に、残りのディスク2とディスク4からデータを復旧する方法を解説します。

💡 作業環境

作業用PC:Windows PC / 接続方法:SATAケーブル / 使用ソフト:復旧天使STANDARD RAID(Windows)

01ディスクの取り出し

TS3400Rをシャットダウンして、エラーの発生していないディスク2台を抜き出します。

💡 補足

ディスク1とディスク2、ディスク3とディスク4でミラー構成のため、ディスク2とディスク4の2台で作業できます。抜き出したディスクのディスク番号は必ず控えてください。

02ソフトウェアのインストール

作業用PCに復旧天使STANDARD RAID体験版をダウンロードし、ファイルを解凍してインストーラを実行します(インストール環境に合わせてWindows/Macintosh/Linux版を選択)。インストール完了後、ソフトをいったん終了させます。

復旧天使STANDARD RAIDのインストール

03ディスクの接続

作業用コンピュータに、抜き出したディスクを2台とも接続します。

⚠ 注意

外付けケースの電源は、USBではなく外部から供給するタイプを選んでください。USBハブでの接続は避けてください。ケースがRAID機能を持つ場合は、RAID機能をOFFにしてください。

04アドバンスドモードで起動・ディスクの確認

復旧天使STANDARD RAID(Windows)を 「アドバンスドモード」 で起動します(スタート >「復旧天使ソフトウェア管理」>「アドバンスドモードでデータを復旧」)。

アドバンスドモードで起動

「接続されたストレージ」の下に、TS3400Rから抜き出した2台のディスクが表示され、仮想RAIDボリュームが自動で作成されていることを確認します。

2台のディスクが表示されている
💡 ディスクが表示されない場合

①画面上の「更新」ボタンで再読み込み ②ディスクの接続方法を確認 ③ソフトをいったん終了し、管理者権限で実行してください。

05手動で仮想RAIDを構築

自動でRAID0ボリュームが作成されない場合は、起動画面のメニューアイコンから 「RAID構築」 をクリックします。

RAID構築をクリック

画面左からTS3400Rのディスクのデータパーティションを右クリックして 「RAID構成ディスクとして追加」 を選択し、RAIDコンポーネントとして追加します。

💡 補足

「RAIDパラメータを自動でロードしますか」と表示された場合は「いいえ」を選択します。

RAID構成ディスクとして追加

追加したディスクの順番を、本体にあったとおりの順序(事例ではディスク2が上)に並べ替えます。順番は 「コンポーネントを上に(下に)移動」 で変更します。

ディスクの順番を並べ替える

06RAIDパラメータの設定と構築

「仮想RAIDの設定」 画面でパラメータを指定します。RAIDレベル=RAID0、ストライプサイズ=512KB

💡 補足

うまくいかない場合は、ストライプサイズを変更して調整してください。

RAIDパラメータの設定

パラメータの設定が終わったら 「この設定でRAIDを構築」 をクリックします。

この設定でRAIDを構築

起動画面の「接続されたストレージ」の下に、作成した仮想RAIDボリュームが追加されます。

仮想RAIDボリュームが追加された

07RAIDボリュームの確認

パラメータの設定が正しければ、作成したボリュームは 「SGI XFSパーティション」 として表示されます。ファイルシステムがアクセス可能な場合は緑マークになります。

SGI XFSパーティションとして表示
⚠ 注意

無効なルートフォルダ(赤マーク)や「不明なパーティション」と表示される場合は、パラメータ設定が誤っている可能性があります。作成したRAIDボリュームを右クリック >「RAID構成情報の編集」> パラメータ設定画面で設定を変更してください。

08データの確認と保存

「SGI XFSパーティション」をダブルクリックして開きます。ボリュームが正常であれば、フォルダやファイルが元の形で表示されます。

ボリュームを開いてデータを確認

復旧するデータは、フォルダを指定して右クリック > 「指定場所に保存する」 を選択します。

指定場所に保存するを選択

保存先を指定すると、データの保存を開始します。

保存先を指定

保存が完了したら保存場所でデータを確認し、正常に開けば作業完了です。

保存したデータの確認

よくあるご質問

QRAID10でディスクが2台壊れても復旧できますか?
ミラーのペアの片方ずつ(事例ではディスク2と4)が正常であれば、残り2台から仮想的にRAID0を構築してデータを復旧できる可能性があります。
Qストライプサイズが分かりません。
まずRAID0・512KBで試し、うまくいかない場合はストライプサイズを変更して調整してください。
Q「不明なパーティション」と表示されます。
RAIDパラメータ(順番・ストライプサイズ等)が誤っている可能性があります。「RAID構成情報の編集」から設定を見直してください。
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