mp4動画が突然再生できなくなった……そんな経験はありませんか。
再生できなくなったり開けなくなったりすると、理由が分からず不安になりますよね。
そこで本記事では、パソコンやスマホでMP4ファイルが再生できない代表的な原因4つと、それぞれに対応した具体的な対処法を解説。
破損・コーデック・再生環境など、知っておくべき基本ポイントが分かります。
mp4動画が見られずに困っている人や、今後同じトラブルを避けたい人は、ぜひ参考にしてください。
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mp4動画が再生できない理由

mp4動画がパソコンやスマホで再生できない理由として、以下の4点が挙げられます。
- mp4ファイルの破損
- パソコンやスマホの不具合
- コーデックが対応していない
- 動画プレイヤーの不具合
理由の詳細を、1つずつ解説します。
理由①:mp4ファイルの破損
再生したいmp4ファイルが壊れていると、動画を視聴できません。
mp4ファイルが破損する理由は、ダウンロードの失敗や保存先の不具合が原因です。
破損したファイルは、完全な状態ではありません。
情報が一部欠けているので、mp4動画が再生できなくなってしまいます。
理由②:パソコンやスマホの不具合
再生するパソコンやスマートフォンに、不具合が起きている可能性もあります。
パソコンやスマホが壊れているのではなく、処理能力が追い付かないケースです。
例えば以下の事象が挙げられます。
- パソコンやスマホが古い機種
- 他の作業をしながら動画を視聴
- 4Kのような容量の大きいmp4動画
これらの場合、CPUの処理が追い付かずに、mp4動画再生中に動作が不安定になります。
理由③:コーデックが対応していない
mp4動画を圧縮・解凍するコーデック(codec)が、パソコンやスマホに対応していないケースもあります。
コーデックが最新の場合、お使いのパソコンやスマホに対応していないからです。
動画ファイルの中に、映像・音声データがそれぞれ入っています。
コーデックは映像・音声それぞれに決められており、どちらか一方でも対応していなければmp4動画ファイルはエラーとなります。
視聴環境に合ったコーデックでなければ、mp4動画は再生できません。
理由④:動画プレイヤーの不具合
パソコンやスマホに入っている動画プレイヤーの不具合でも、mp4動画は再生できません。
- プレイヤーのバージョンが古くてバグが含まれている
- OSとプレイヤーの相性が悪い
- プレイヤーの設定ファイルが破損している
このような状況により、動画プレイヤーは不具合を起こします。
とくにOSがバージョンアップ後は、動画プレイヤーが対応しなくなるケースもあります。
動画プレイヤーの調子が悪いと、mp4動画は再生できません。
mp4動画が再生できない理由に合わせた対処法

mp4動画が再生できない理由に合わせた、9つの対処法を解説します。
- mp4ファイルの破損
- 動画の再ダウンロード
- 復旧ソフトまたは復旧業者の利用
- パソコンやスマホの不具合
- 再起動・OSアップデート
- メモリ容量の確認
- コーデックが対応していない
- コーデックインストール
- 別の動画プレイヤーの使用
- 動画プレイヤーの不具合
- アップデート
- 別のファイル形式に変換
- 別の動画プレイヤーの使用
mp4ファイルの破損①:動画の再ダウンロード
mp4ファイルが破損しているのであれば、再ダウンロードで解決できる可能性があります。
ダウンロードがうまくいかない具体的な理由は、以下3点です。
- メモリ不足によるダウンロード未完了
- ダウンロード中に通信切断
- セキュリティソフトによる干渉
再ダウンロード前に、保存領域に余裕があるか、通信が正常であるかを確認してください。
その後の再ダウンロードで、正常なmp4ファイルを保存できるでしょう。
mp4ファイルの破損②:復旧ソフトまたは復旧業者の利用
mp4ファイルの破損には、保存したメディアの故障も含まれます。
この場合は、復旧ソフトや復旧業者の利用で解決できます。
パソコンのHDDやスマホのSDカードが壊れた状態だと、保存したファイルは読み込めなくなるためです。
①で解説した再ダウンロードでは、解決できません。
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パソコンやスマホの不具合①:再起動・OSアップデート
パソコンやスマホの不具合の場合、再起動やOSアップデートで解決できます。
とくに長時間利用したパソコンやスマホは、メモリ不足になりがちです。
再起動するとリセットされるので、動作が安定し動画が再生できるでしょう。
また再起動時にOSアップデートが表示されるケースもあります。
OSも最新のものにアップデートし、パソコンやスマホを良い状態に保ちましょう。
パソコンやスマホの不具合②:メモリ容量の確認
パソコンやスマホが不具合を起こす原因として、メモリ不足も考えられます。
パソコン・スマホのメモリには、2種類あります。
メモリの種類 | 内容 | メモリ不足時の症状 |
---|---|---|
RAM | パソコンやスマホが動くためのメモリ容量 | ソフトやアプリの強制終了・動作が重くなる |
ストレージ | 動画や画像などを保存する容量 | ファイルが保存できない |
それぞれのメモリに余裕があるか確認してください。
RAMの場合は再起動やキャッシュクリアで解決できます。
ストレージがいっぱいの場合は、より容量の大きな保存メディアに交換しましょう。
コーデック非対応①:コーデックインストール
コーデックが対応しておらず動画が再生できないとき、インストールで解決できます。
コーデックは、動画や音声ファイルを、圧縮・解凍するプログラムです。
エンコーダ(圧縮):動画・音声を小さくまとめる
デコーダ(解凍):圧縮されたデータを再生する
つまり、再生したいmp4ファイルのコーデックに対応した、デコーダが必要です。
そのためにはコーデックをインストールし、mp4動画が再生できる環境をパソコンに追加します。
もしこの方法が「分からない」「難しい」と思った場合は、次に解説する②の解決策がおすすめです。
コーデック非対応②:別の動画プレイヤーの使用
コーデックに対応しておらずmp4動画が再生できないとき、プレイヤーソフト・アプリの変更をお試しください。
動画プレイヤーには主要なコーデックが内蔵されているからです。
例えば世界的に有名なVLCメディアプレイヤーの場合、以下のOSでも使用できます。
- Windows
- macOS
- iOS
- Android
- Chrome OS
コーデックインストールを難しく思う人には、別の動画プレイヤーのご使用をおすすめします。
動画プレイヤーの不具合①:アップデート
動画プレイヤーの不具合で、mp4が再生できないのであればアップデートを試しましょう。
最新版のプレイヤーソフト・アプリにすると、以下が解消されます。
- 最新のコーデックに対応していない問題
- OSとの互換性
- プレイヤーのバグ
プレイヤーのアップデートは、セキュリティ面でも重要とされています。
動画プレイヤーは最新のバージョンを保ちましょう。
動画プレイヤーの不具合②:別のファイル形式に変換
動画ファイル形式のmp4を、別の形式に変換すると、再生できる可能性があります。
例えばMacやiPhoneの場合、mov形式は相性がいいとされています。
ファイル形式は、無料の変換ソフトやオンラインツールで変換できます。
難易度が高いと感じる場合は、次に解説する③の解決法がおすすめです。
動画プレイヤーの不具合③:別の動画プレイヤーの使用
プレイヤーの不具合が理由でmp4動画を再生できないとき、別プレイヤーをご使用ください。
最新版にアップデートしたプレイヤーでも、OSやmp4ファイルのコーデックによっては、相性が悪いケースも考えられるためです。
例えばWindowsパソコンでQuickTime Playerをお使いの場合、サポートが終了しています。
この場合は標準装備である、メディアプレイヤーの使用がおすすめです。
プレイヤーを変更すると、mp4動画が再生できる可能性があります。
mp4動画が再生できない時の注意点

mp4動画が再生できない時の注意点として、以下の3つが挙げられます。
- 物理障害が疑われる場合はデータ復旧業者に相談する
- 開発元が不明なソフトをインストールしない
- 破損が疑われるmp4動画を上書き保存しない
それぞれ具体的に解説します。
注意①:物理障害が疑われる場合はデータ復旧業者に相談する
保存先であるメディアの故障のうち、物理障害が疑われる場合は、データ復旧業者に相談してください。
物理障害とは、メディアの機器やパーツが物理的に壊れている状態です。
例えばパソコン内蔵のHDDから異音・異臭がしたり、スマホのSDカードが折れ曲がったりした場合です。
これらの場合は、再起動やアップデートはもちろん、データ復旧ソフトでも解決できません。
操作を続けると負荷がかかってしまうため、すぐにデータ復旧業者へ相談しましょう。
注意②:開発元が不明なソフトをインストールしない
データ復旧ソフトやプレイヤーソフトをインストールするとき、開発元には気を付けましょう。
開発元が不明なソフトの場合、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう危険性があります。
以下はデータ復旧ソフトの安全性についての記事です。
この内容はデータ復旧ソフトだけではなく、他のソフトにも共通します。
データ復元ソフトの安全性を無視してウイルス感染?危険を避ける選定方法
マルウェア感染で金銭の要求やスパイ行為に巻き込まれないよう、信頼できるソフトのインストールを推奨します。
注意③:破損が疑われるmp4動画を上書き保存しない
破損が疑われるmp4動画を上書き保存してはいけません。
例えばmp4形式をmov形式に変換する場合、動画はコピーして編集しましょう。
上書きすると、問題・原因の特定が困難になるからです。
まとめ:mp4動画が再生できない理由に合わせた対処法を実施してください!

mp4動画が再生できない理由として、次の4つが挙げられます。
- mp4ファイルの破損
- パソコンやスマホの不具合
- コーデックが対応していない
- 動画プレイヤーの不具合
まずは原因・理由を見極め、再ダウンロードや再起動、コーデックの導入、別プレイヤーの利用など、状況に合った方法で対応してください。
上書き保存しない、信頼性のあるソフトを選ぶなどにもご注意を。
大切なmp4動画が再生できるようになることを祈っています。
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