データベース復旧サービス

サーバー障害発生後にデータベースが開かない、リストア不可、
マウントできない等、データベース専門の復旧サービスを提供しています。

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ORACLE復旧専用ソフト「LIVEDUL」

LIVEDULは、弊社開発のオラクルデータベース専用の復旧ツールです。
損傷したオラクルデータファイルから直接データを抽出します。

  • LIVEDULの特徴
  • 8つのAPIレイヤー
  • 使用例と作業手順
  • 動作環境

LIVEDULは、株式会社LIVEDATAが開発した法人サーバーORACLEデータベースの専用復旧ツールです。
ORACLEデータベースを正常にオープンできない場合やマウントできない場合、データベースが損傷した場合等にオラクルデータベースファイル(~.dbf)を直接読み込むことによって、ファイルから有効なデータを抽出するツールです。

オラクルがオープンできない場合、Hidden parameterを変更しても「internal code error」等で起動できない場合など、LIVEDULを使用すればファイルからデータ抽出することができます。

データセグメントヘッダーブロックが損傷して、データを抽出できない場合
索引やアドレスなど一般的なブロック(※ORACLEが定義する最小レベルデータの総称)が格納されるヘッダーのブロック領域が損傷してしまうと、データ抽出不具合などの障害が発生します。
LIVEDULでは独自技術で開発された8個のAPIレイヤーが損傷領域の代替DBを作成することで正常にデータを抽出します。
詳しくは「8つのAPIレイヤー図」をご参照ください。
システムテーブルスペースが損傷して、DBがオープンできない場合
何らかの理由によりシステム上のテーブルスペース(TABLESPACE=表領域)が破損・損傷してしまうと、各種コマンドを入力してもデータベースがオープンできないという障害が発生します。
この場合もLIVEDULのAPIレイヤーが生成したカタログDB経由で復旧したいデータファイルからDBの読み込みをおこなうことで、データベースをオープンさせ、データを抽出することが可能となります。
損傷したデータブロックを除外した正常なデータブロックのデータを抽出したい場合
通常はデータブロックが損傷してしまうと、エクステントやセグメントそのものがオープンできないため、正常ブロックのみの抽出は叶いませんが、LIVEDULは独自技術により復旧したいデータファイルを読み込み、カタログDBという代替領域を生成することが可能なので、損傷データブロックを除いた、正常データブロックのみの抽出をおこなうことができます。
その他、何らかの原因でデータを正常に抽出できない場合
上記の場合以外にも、様々な要因でデータベースからデータが正常に抽出できないケースがございますが、LIVEDATAが自社開発したLIVEDULは、そのような状態からもデータ抽出させることが可能です。

LIVEDULでは8つのAPIレイヤーを用いて対応します。

8つのレイヤー

1. 復旧したいデータファイルから、カタログ情報を抽出
LIVEDULの大きな特徴として、ヘッダー領域や表領域、行領域の一部などORACLEデータベースの中のブロックが損傷してもデータファイルそのものへ直接アクセスし、ファイル中のカタログ情報を自動で抽出する機能を搭載しています。
2. 抽出したカタログ情報を利用して、カタログDBの作成
1番でデータファイルから抽出したカタログ情報を独自の技術によってカタログDBとして生成(再構成)します。
このカタログDBを用いることによって障害発生時でもデータを抽出することが可能となります。
3. カタログDBの情報の読み込み
LIVEDULは生成したCatalog DBの情報を読み込むことで、復旧したいデータファイルのORACLE DB本体からのデータ抽出準備をおこないます。
4. 復旧したいデータファイルからDBを読み込み、データ抽出
LIVEDULが提供する8つのAPIレイヤーを用いて、復旧したいデータファイルからオラクルデータベースの読込を実行し、データを抽出します。
5. 抽出したデータをテキストファイルで保存
抽出したデータをテキストファイルで保存し、外部メディアなどへ移動します。

LIVEDULのインストールからCorruption処理、希望データの抽出までの流れと手順をご案内いたします。

STEP 1
インストールLIVEDUL をサーバーにインストールします。インストール後、環境変数等の設定を行います。
※ORACLE client 9i 以上、復旧catalog DB用、Oracle 9i以上のinstanceが必要です。
STEP 2
Corruption 処理dbvおよび、LIVEDUL の「verify機能」を利用して損傷ブロックをチェックします。
チェックした損傷ブロックを、LIVEDUL から「Corruption」処理します。
STEP 3
Catalog Buildtable catalog、object catalog、colum catalog、user catalog 等を抽出して、ファイルに保存した後、sqlldrを利用して、catalog dbのデータファイルにinsertします。
STEP 4
Data Unload環境設定時に指定したunloadフォルダに、~.ctl, ~.dat, ~.sql ファイルが作成されます。
※user$,tab$,obj$,col$が正常に抽出された場合に、テーブル名のデータを抽出できます。
  • インストール
  • corruption処理
  • catalog build
  • DAta Unload
LIVEDULの動作環境
Windows7以上
Oracle client 9i 以上、復旧 catalog DB用 Oracle 9i 以上 instamce
データをunloadする十分なディスク容量
復旧天使
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