ハードディスクのデータ復旧

障害例1　ピーピーという音がする

電源供給時、ピーピーという音がする場合は、モーター不良が発生しています。
他のメーカーに比べ、MAXTOR製HDDのモーター不良の復旧は難しいため、モーター不良が原因でピーピーと音が発生した場合はすぐに電源供給を中止して、悪化する前に診断をご依頼ください。

障害例2　ヘッド損傷

電源供給時、カチカチのような異音が発生する症状は、ヘッドの損傷が原因です。
ヘッド全体に損傷が発生した場合は連続的な異音が発生しますが、一部のヘッドが損傷した場合には認識が可能なケースもあり、損傷した一部ヘッドの領域へアクセスすると異音が発生します。
この場合、ヘッド交換作業を実施して復旧作業を行いますが、他のメーカーに比べ、ヘッドの互換率が低いため、複数回ヘッドを交換して復旧します。

障害例3　ディスク情報の損傷（モデル情報が正常に認識しない）

MAXTORのHDDでは、ディスク情報が損傷するとハードディスクのモデル情報等を正常に認識できない場合があります。
特に薄いタイプのハードディスク（Fireballシリーズ）、その中でも20、30、40GBからこのような症状が多数発生しており、損傷した情報を修正してハードディスクを認識させても、復旧作業中に新たな障害が発生してしまい、修正した情報が損傷する場合も少なくありません。
そのため、復旧は可能な症状ですが、一部のデータが損傷してしまう場合もございます。

ハードディスクのデータ復旧事例